HOME『女性』と『クルマ』について語りま専科 > vol.1『情動にかられるきっかけつくりと、異業種とのコラボレーション』

ラジオパーソナリティーのKacoさんが
初めて車を好きになったきっかけは・・・・・・?
「声のお仕事を通して、車のデザイン、シトロエンに惹かれました」
鈴木珠美(以下鈴木)  

本日はカコさんのラジオ番組に呼んでいただき、ありがとうございます。とても楽しかったです。

津島kaco(以下津島)

こちらこそ、ありがとうございました。ドライブデートのお話しは本当に面白かったですよー。まだまだたくさんの話題がありそうですね? 聞きたいことが尽きません!

鈴木

女性が必ず喜ぶ「サプライズデートのススメ」とか、渋滞を避けて気持ちをリッチに過ごすための「有休ドライブのススメ」といったドライブの話題はいかがですか?

津島

タイトルを聞くだけでわくわくしますね!(笑) ぜひ、次回もお願いします!

鈴木

全国の女性ドライバーのかたに、自分が乗っている車を「ちょこっとLIKE」になってもらうことがカーユニウーマンの目指す道。ぜひカコさんには、声を通して、女性ドライバーのみなさんに、ちょこっとでもマイカーを好きになってもらえるよう呼びかけてもらいたいです。静岡県はカコさんに任せます!

津島

(笑) 微力ながら、いち、マイカーが好きな女性のひとりとして、頑張りますよー。

鈴木

そもそも、カコさんがクルマを好きになったきっかけは?

津島

実はイベントでナレーターのお仕事をしたのがきっかけです。そのときにシトロエン2CVを紹介したのですが、改めて車には様々なフォルムがあって、魅力的な車があるんだなーと思いました。

鈴木

声のお仕事を通してだったんですね! では声のお仕事をするきっかけになったのは?

津島

最初はテレビのレポーターからです。とある番組でレポーターの一般募集をしていたので思い切って応募しました。実はずっと私は引っ込み思案で人前で話すのが苦手だったんですよね。そんな自分を変えたいという思いもあったのかな? 人前で堂々と自分の言葉で話す職業への憧れもあったと思います。それで当時アナウンスアカデミーで学んでいたこともあって、テレビのレポーターに応募しました。

鈴木

で、採用?

津島

はい(笑) 最初はもう丸っきり素人でしたが、衣装もセリフも用意されていたので渡されたノルマを一生懸命にこなしていたという感じ。でも段々と自分の言葉でコメントをつけられるようになり、少しずつ自分らしさを発揮できるようになっていくと同時に、自分でも番組を作って見たい・・・・・・という気持ちが芽生えました。テレビでのレポーターを経験した後は、ケーブルテレビに就職して、自分でカメラを回し、レポートして、編集してと、番組を作ることに携わりました。

鈴木

ケーブルテレビでの番組作りを経て、改めてナレーターの基礎を学びなおしたり、常に声に対して勉強熱心ですね。色々な声色が出せるのも努力のたまものですね。

津島

元々甘ったれた声なのですが(笑)、お仕事にあわせて声は変えています。落ち着いた大人の女性になったり、小さい男の子のキャラクターになったり。自分の趣味でもありますが、“声”で演じるのが好きなんですよね。

鈴木

今のラジオ番組の「Kacomaru。」はおちゃめなキャラクターですね(笑)

津島

「Kacomaru。」はお転婆なキャラクター。私の素に近いですね(笑) 15年前に初めて4年間勤めさせていただいて、その後は別のお仕事で講師をすることになったり、結婚もあったので、いったんラジオはお休みしていた期間があるんですけども、再開してから5年なので今年でちょうど10年ですね。

鈴木

地元の情報やドライブ情報も充実しているし、何より、マイクを通した透明感のある声がステキ。癒されます。

津島

(笑) ありがとうございます♪

  • Profile
    津島Kaco(つしま かこ)さん

    学生時代、ケーブルテレビにてレポーターに採用されたことが“声”の仕事をするきっかけになった。

    その後、ケーブルテレビに就職し、レポーターだけでなく番組制作に携わる。現在は76.9FM-HiゆうラジRadio魂で「Kacomaru。」として水曜日担当のラジオパーソナリティ。

    そのほかナレーション、イベントMC、さらには歌手活動!と幅広く“声”のお仕事で活躍中。愛車はフェアレディZ33
女性同士でもっともっと車との移動時間を楽しんでほしい。
楽しむコツは、無理をしないこと!
緊張で手に汗を握る「怖い」から「楽しい」へ
鈴木  

カコさんは自由にどこへでも車とお出かけされますよね? カコさんから見て、女性にはどうクルマと過ごしてもらいたいですか?

津島

無理をしないことが1番。それが前提で、女性同士でもっともっと車とお出かけを楽しんでほしいなっと思います。2012年にZに乗っている女性のコミュニティ「Zシスターズ」という倶楽部をつくったのですが、所属している女性は、みなが遠出できるわけではないんです。自分の生活圏では楽しんでいるけど、遠出はひとりでは怖い・・・・・・というかたもいます。編集長が運営しているカーユニウーマンの会員のかたはいかがですか?

鈴木

カーユニウーマンの会員は全体的に生活圏で運転をしている女性が大多数です。車が好きな女性が集るコミュニティ「とんがりガールズ」のメンバーに所属している女性でも、車は好きだけど、ひとりで遠出するのは苦手なかたもいますから、Zシスターズと同じですね。

津島

ですから、無理をしないことが1番で、少しずつ、運転することの怖さをなくしていってもらえたらと思っています。

鈴木

同感です。少しずつというのはとっても大事ですね。私自身、昔はひとりで運転するのも危ういペーパードライバーだった頃があるので、運転が怖いかたの気持ちは十分に分ります。でも少しずつ少しずつ行動範囲を広げていく中で、緊張で手に汗を握る「怖い」という感覚から、心地よい緊張感を維持したうえで運転することが「楽しい」へ変化していく。「楽しい」へ変化していけば、車とのお出かけは女性の感性にむしろ向いていると思っています。女性は様々な事柄にアンテナを張ることが出来るし、寄り道も新しいお店を発見するのも得意。「そうだ、京都に行こう」と、思い立ったら旅が出来る車は、女性の感性に見合うし、女性自身を磨いてくれる乗り物だと思うんです。

津島

分ります、その感覚。それに「そうだ、京都に行こう!」と思いつきの旅もステキ(笑) 私は両親が運転をしないので運転は私の担当でした。免許をとりたての頃からどこへ行くのも私が車を出していたので、気がついたら、女性の友人も、男性も私が送っていくみたいな(笑) 必要に迫られてという環境も運転席が私の指定席になった理由ですね。

  • Profile
    鈴木珠美(すずき たまみ)

    カーユニウーマン編集長。
    『女性のクルマ生活』専門家。
    車雑誌の出版社を経て独立。

    その後、女性誌、男性誌でライフスタイルマガジンの企画編集、女性ドライバーのためのフリーペーパーマガジンの編集長等を経験。

    現在はカー用品&ドライブグッズのアドバイザー、店舗ディスプレイの提案、モータースポーツジャーナリストとして活躍。

    国際C級ライセンス所持。
    愛車はカングー。
【女性×クルマ】のブームを起すために必要なコト。
情動と異業種コラボレーション
荷室がキッチンに、グローブボックスには加湿器!?
鈴木  

ゴルフ女子、山ガール、歴女といった色々な「女性×●●」のブームは大なり小なり起こっていますが「女性×車」のブームは小さなウェーブは来ているものの、今だ、ブームと呼べるものは起きていない。カコさんはどうしたら女性×車のブームを起せると思いますか?

津島

女性がモノを買うときは“情動”で突き動かされることが多いと思うんです。女性の心の琴線に触れるような展開をしていくと良いかもしれませんね。あとは、ひとり、ひとりのライフスタイルに沿った提案が出来るように、車以外のカテゴリーとのコラボレーションも大切な要素だと思います。昔、ダイハツの「ムーヴ」がハローキティとコラボレーションした特別仕様車が販売されたことがありましたが、ああいうコラボレーションは良いなって思いました。カーユニウーマンでも車だけでなく、ドライブにもって行くと良いレシピの紹介やカー用品だけでなく、車に置いて楽しくて便利な雑貨も紹介していますよね?

鈴木

情動とコラボレーション。良いキーワードですね。カーユニウーマンも色々なアングルから車生活をとらえています。最も重要なことは“安全”に車との移動時間を過ごしていただきたいということです。それが大前提で、セーフティドライブにつなげていくためにも、まずはマイカーとの新密度を高めるために、女性の感性に寄りそう提案をして、そこからコミュニケーションを図ってもらいたいと思っています。一見、関連性が無いように見えて、実は車生活につながっていく・・・・・・というのも大事にしています。

津島

極端なコラボは車からかけ離れてしまいますが、車生活につながっていくことを大事にしているというのは、女性の五感に響く提案ですね。女性の五感に届けば、自然にマイカーへの愛情が高まっていくし、その先にはセーフティドライブへの意識も高まっていきますから。ですから、やはり女性の心を掴む、コラボは多くしていってもらいたいですね。お料理が好きなかたには、例えば、ラゲッジルームがキッチンスペースになるとか。

鈴木

アウトドアクッキングに良いですね(笑) グローブボックスをあけたら、ネイルが乾かせるスペースになっているとか、深夜・早朝出発のときはノーマイクで出発して、現地でお化粧をしたい女性も多いので、肌の潤いを確保するために加湿器になっているとか(笑)

津島

星空を鑑賞するのに最適な車というのもいいですよね?

鈴木

車のスペック推しでは無く、シチュエーション推しはいいですね。車を見ただけでドライブ計画が次々に浮かびそう。

  • 76.7FM.Hi!
    ゆうラジ! Radio魂http://www.fmhi.co.jp/program.php?pcd=3

    月曜日〜金曜日16:30〜18:25
    「Radio魂」と書いて「レディオ・ソウル」と読みます♪
    「Kacomaru。」さんは、水曜日担当。
「ツーリングが女性は、巴御前のDNAを持っているかもしれない!?」
フェアレディZの生みの親、片山豊氏も語った、
「車は馬です!」
津島

車関連のメディアは、男性向けは多くあるのに女性のための車メディアはほとんど無いですよね。ところで、素朴な疑問なんですが、車関連のメディアでは、車と女性のモデルさんを一緒に撮影することが多いですが、あれは何故なんでしょうか。

鈴木

(笑) 改めて質問されると明確な答えがぱっと浮かばないですね。私自身、車の専門誌出身なので、車と女性モデルは、色香を加えたり、華を添えるという感覚で自然に見ていました(笑) 車関連のイベントでは車と女性モデルの組み合わせは多いし、モータースポーツの世界でもキャンギャルが存在していますね。

津島

女性向けに車を紹介するときは、車の横に肉体美を魅せる男性モデルが立つことは無いですよね?(笑)

鈴木

!!(笑) 確かに(笑) でもその発想、試しにやってみたいですね。

津島

うちの主人もZに乗っているんですけど、自分の乗っている車を“俺の彼女”って言ったりするんです(苦笑)

鈴木

男性は車を女性に例えて表現することがありますよね。車が好きな女性だと、車は恋人と言う人もいるし、よく耳にするのは“相棒”という表現。その辺りは男女関係なく、擬人化するかたが多いかもしれませんね。

津島

私、ときどき、女性同士でツーリングしていると、ふっと前世に思いを馳せてしまうことがあるんです(笑) 平安時代なら私達は巴御前かなと。

鈴木

馬を駆ける、女性の武将!

津島

リスペクトしてやまない、フェアレディZの生みの親、片山豊さんに、1度、Zのミーティングにもお声がけして来ていただいたことがあるのですが、片山さんにも「車は馬と同じです。風を感じてシンプルに走れればいい」と言われたことがあるんです。

鈴木

まさに人馬一体。

津島

そうです、そうです。車でツーリングに出かけるのが好きな女性の前世は、城を抜け出して馬で野山を駆け回る姫だったんじゃないかなと(笑)

鈴木

なるほど。じゃ、今、自分の好きな車で自由にどこへでも気持ちひとつで旅することが出来る女性は、巴御前のDNAを持ち合わせているかもしれませんね(笑)

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ラジオパーソナリティ
津島kaco さん
 
株式会社マルミツ Design Director
宮部修平 さん