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vol.3ニュルブルクリンク24時間レースを観戦しにいこう! 〜番外編〜

世界一偉大な草レースは世界最大のお祭りレース

 プレイステーション2用ソフトの「グランツーリスモ4」でも一際テクニックが必要な1周26kmのニュルブルクリンクサーキットは、アップダウンに富んだ、大半がブラインドコーナーという難攻不落のサーキット。 ここで、世界最大の草レース、ニュルブルクリンク24時間レースが毎年5月から6月の初夏に開催されている。

 参加者はプロドライバーから、ふだんはサラリーマンというクルマ好きのアマチュアドライバーまでが同じ舞台に立ち、24時間、ドライバー交替をしながら走り続ける。参加車両は、基本は生産車を改造したツーリングカーだ。ドイツツーリングカー選手権で戦うアウディ、BMWといったレーシングカーからVWポロ、シビックといったクルマまでバラエティ豊かな車種とさまざまなバトルを目撃することができる。

 シビアなコースレイアウトということもあり、操作を誤れば大惨事にもなりかねない過酷なサーキットだが、スタート前の雰囲気はわきあいあいとしたお祭りムード満載。ドライバーはレースファンに積極的にサインに応じるし、華やかなパレードランがあったり、各チームがくつろぐスペースでは、24時間いつでも食事が出来るよう、バーベキューの準備がされていたり、チームによってはシェフもスタンバイし、24時間レース専用の青空レストランがオープンする。

 レースが始まってからも、クルマを修復したり、ドライバー交替をするピットは、2、3チームでシェアしているので、例えば、何かトラブルが起きたときは敵味方関係なく、救いの手が差し伸べられるという具合。ふだん、ピリピリしているレースシーンでは見られない新鮮な光景を目にすることが出来る

 そしてもっとも観客が楽しみにしていることは、見る側も24時間体制で観戦できること。コースサイドにはキャンプが出来る場所が多くあるので、テントをたてたり、キャピングカーを用意したりとその様子はまるで24時間のお祭り

 ビールを片手にバーベキューをしながらレースバトルを楽しむものもいれば、コースサイドでお手製の応援旗を振り続けているもの、写真を撮るのに夢中になっている人、ときにはお昼寝をしている人もいる。自分のスタイルで24時間、アウトドアを楽しみながらレースを満喫する。

 24時間レースに一緒に参加している気分になれるのが、ニュルブルクリンク24時間レースの醍醐味。生涯に一度は訪れてもらいたいドイツのレース。ドイツ旅のプランのひとつとして、加えてみてはいかがだろうか。

 

レース前に行われる参戦車チームによるパレードランの様子

コースサイドはテント、キャンピングカーが並ぶ。おのおのが自由な観戦スタイルを楽しむ

ワイルドな観戦スタイルともいえる、お手製の小屋が出現。自分たちの秘密基地のような雰囲気。

24時間、戦い抜いた傷だらけのレーシングカーは、よりいっそう迫力が増す

ニュルブルクリンク24時間レース

ニュルブルクリンク24時間レース

1970年から始まったニュルブルクリンク24時間レースは、ドイツ中西部のアイフェル山中に位置する、80年近い歴史あるニュルブルクリンクサーキットで年一回開催されるレース。戦うコースは、F1が開催されているグランプリコースと、オールドコースをつないだ、1周約26km。参加車両の条件は、基本的に生産車を改造したツーリングカー。最大の特徴は、メーカーのサポートを受けるワークスチームから、プライベーターチームまでバラエティ豊かな参加者とクルマがあること。またこれまで多くの日本人チームも参戦を果たしている。日産スカイラインGT-RやフェアレディZ、トヨタ・スープラ、ホンダNSXなど好成績を残している。

→ ニュルブルクリンクサーキットのホームページ